海外移住に興味はあるけど簡単なの?
こんな風に思っていませんか?
最近は「老後は海外で悠々時的に生活していきたい」と思う方も年々多くなってきています。
ですが、海外移住っていろんな疑問があると思います。
- 英語が話せないけど大丈夫?
- 治安は安全?
- 60代から海外移住なんてできるの?
など考えたら、いろいろな事が思い浮かんでしまいますよね。
こちらの記事ではそんな疑問とその答えを記事にしました。
老後の海外移住に興味があるという方にとって役立つコンテンツになるはずです。
ぜひチェックしてみてください。
海外暮らしで生活費は安くなるの?【海外生活の実態】
国民年金の平均受給月額は約5万6千円程度と言われており、この金額で老後生活していけるか不安という方も多いのではないでしょうか?
「いっそのこと海外に移住したい」という方が年々多くなってきています。
実際に”海外暮らしの安く生活できるのか?”
確認してみましょう。
国 | 国民月収 | 1食あたりの食費 | 家賃 |
---|---|---|---|
ベトナム | 約3.1万 | 180円〜 | 2.2万〜 |
フィリピン | 約5万 | 200円〜 | 1万〜 |
マレーシア | 約8.1万 | 150円〜 | 2万〜 |
ローカルフードのお店で食べた場合は安くて上記のような値段になっています。
家賃に関しては、大家さんや物件によっても値段が変わってきます。
日本と比べると海外の生活費は安くなります。
食費もかなり安くなり、家賃も安くなるため日本と比べると生活費は削減できます。
「老後の海外暮らし」の気になる疑問をまとめました
海外に興味はあっても、移住は大変そうと思ってしまいますよね。
老後の海外移住への気になる疑問をまとめてみましたので、チェックしてみてください。
治安について
治安については国にもよりますが、日本人が海外移住するランキングの高い国は治安が良い傾向があります。
しかし、やはり東南アジアなどの物価の安い国では、日本人はお金持ちという印象があるため、狙われやすいターゲットでもあります。
移住国に慣れるまでは十分な警戒心で生活するように心がけましょう。
移住用のビザは取得できるの?
60代以降の方が海外へ移住するためのビザはリタイアメントビザになります。
リタイアメントビザの支給資格が異なりますので、国によって異なりますが、一部ご紹介します。
フィリピンのリタイアメントビザの支給対象
- 35歳以上で健康上に問題がない
- 50歳以上で年金を受給している方は1万USドル(約114万円)をフィリピンの銀行口座に預けることができる
- 50歳以上で年金を受給していない方は2万USドル(約228万円)をフィリピンの銀行口座に預けることができる
マレーシアのリタイアメントビザの支給条件
- 35万RM(=RM、約954万円)以上の財産証明ができる
- 15万RM(約409万円)をマレーシアの銀行口座に預けるか、毎月1万RM(約27万円)以上の年金の受け取りを証明する
タイのリタイアメントビザの支給資格
- 満50歳以上で健康上問題がない
- タイへの入国禁止者リストに載っていない
- 過去、日本でタイの治安を脅かすような犯罪歴がない
- タイ王国の特定疾患(ハンセン病・結核・麻薬中毒・象皮病・第三期梅毒)ではない
- 日本国籍もしくは日本に永住権を持つ外国籍の方
- 80万バーツ以上(約350万円)の貯金、または月65,000バーツ(約28万円)以上の年金収入、または貯金及び収入の合計が80万バーツ(約350万円)以上ある方
医療費について
海外移住で気になる点として「医療費」が挙げられると思います。
海外での医療費負担制度について分類すると下記のようになります。
- 日本の国民健康保険
- 日本の社会保険
- 海外の国民健康保険
- 海外の社会保険
- 海外の民間保険
日本の国民健康保険は海外に移住しても継続的に加入することができて、海外の医療費が一部払い戻される「海外療養費制度」があります。
現地の支払いは全額負担を先にしなければいけませんが、海外の医療費を7割支給される制度もあります。詳しくは「国民健康保険の海外療養費制度」をチェックしてみてください。
海外の国民健康保険や海外の民間保険などについては、移住国によって”負担割合”や”利用の可否”が異なります。移住国の医療制度もチェックしてみましょう。
賃貸物件の探し方について
家賃は大家さんによって変わってきますが、海外では不動産で探したり、SNSを利用して探したり、知り合いから紹介してもらうなどして賃貸物件を探すことが可能です。
海外移住をする前にまずは旅行をしてみましょう
フィリピンなどは比較的日本人の方も多く、海外移住しやすい国としても人気な国です。
いろいろな国がありますので、リタイアメントビザの条件や国の情報をチェックしてみることをオススメします。
そして、まずは旅行に行ってみて、どのような雰囲気の国なのかチェックして移住を考えられる国であればビザの取得などを本格的に考え初めても良いのではないでしょうか?