老化の原因物質「フリーラジカル」とは?フリーラジカルの働きを抑制する生活習慣もご紹介


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音声でも解説しています

こんにちは!丸吉倶楽部の古川です。
今回記事にしたことは「老化の原因となる物質フリーラジカル」についてです。

最近は老化についても科学的に研究が進められ、老化の原因は「フリーラジカル」という説が有力になってきています。

こちらの記事では、”フリーラジカルが生成されてしまう原因”や”フリーラジカルの働きを抑える方法”もご紹介しています。

フリーラジカルは体を酸化させてしまい、老化だけでなく、ガン、糖尿病、脂質異常症、 動脈硬化など三大疾病の原因にもなってしまいます。
できる限りフリーラジカルを作らずに健康的な体つくりをしましょう!

フリーラジカルは体の主要成分「脂質、たんぱく、DNA」を攻撃してしまう

私たちは、呼吸をして酸素を体内に取り入れ、エネルギーを作り出します。
しかし、酸素のうち2〜3%はエネルギーに変換できずに、フリーラジカルや活性酸素を体内で作ってしまいます。

これを「体の酸化」と呼びますが、フリーラジカルは脂質、たんぱく、DNAを攻撃してしまい老化の原因と呼ばれています。

※そのほかにもフリーラジカルは外部要因によっても生成されます

フリーラジカルは体組織の最小物質「ペアがいない電子」

人の体は下記のように作られています。

  1. 人は臓器の集合体
  2. 臓器は細胞の集合体
  3. 細胞は分子の集合体
  4. 分子は電子の集合体

一番の最小物質は電子で、電子は電子同士の2つ1組みのペアですが、フリーラジカルはペアがいない原子を言います。

そして、フリーラジカルはペアがいないため不安定な状態になってしまい、他の電子から片方のペアを奪い、自分のパートナーにしていしまいます。

フリーラジカルは「他の電子」からパートナーを奪い、攻撃してしまう

さきほどもご紹介しましたが、フリーラジカルは他の電子からパートナーを奪って、2つ1組の電子となります。

攻撃されてしまった電子は不安定な状態になってしまい、脂質、たんぱく、DNAなどに障害が発生し、老化に繋がると言われています。
ですので、フリーラジカルをできる限り体内で作らないようにすることが大切です。

フリーラジカルを作ってしまう様々な要因

フリーラジカルを作ってしまう原因は様々な要因がありますが、代表的な要因をご紹介します。

  • 大気汚染
  • アルコール
  • 電磁波
  • タバコ
  • ストレスなど

これらが、フリーラジカルを作ってしまう原因と言われています。

こうやって見てみると、当たり前に体に悪そうなものがフリーラジカルの原因になっていることがわかります。
アルコールに関しては付き合いや楽しみで飲んでしまう気持ちもわかりますが、過度なアルコールの摂取は控えた方がいいと思います。

また、タバコに関しても、禁煙外来などに行って喫煙を止めることをオススメします。

フリーラジカルの働きをおさえる「抗酸化物質」

フリーラジカルは「パートナーのいない電子」とご紹介しましたが、他の電子に悪さをしてしまいます。

フリーラジカルが悪さをしないように指導する役割が「抗酸化物質」です。
抗酸化物質は下記の役割をしてくれます。

  • 活性酸素やフリーラジカルの発生を抑える
  • 活性酸素やフリーラジカルの酸化力を抑える
  • 活性酸素やフリーラジカルで受けた被害を修復する

このように抗酸化物質は活性酸素やフリーラジカルの働きを抑えてくれる健康に欠かせない存在です。
できる限り抗酸化物質を増やしたいですね!

抗酸化物質を増やす方法

抗酸化物質を増やす方法は主に下記の方法があります。

  • 抗酸化物質を含む食べ物を食べる
  • 適度な運動をする

抗酸化物質を含む食べ物のご紹介

抗酸化物質を増やす栄養素はビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類、ミネラル類などが挙げられます。
緑黄色野菜にはビタビンCやビタミンEが含まれていることが多く、ポリフェノールはプルーン・りんご・緑茶・紅茶などに含まれています。

ミネラル類は海藻類、魚介類、納豆などに多く含まれています。

運動の効能について

体内に取り入れた酸素でエネルギーに変換できなかった2〜3%がフリーラジカルになってしまうとお伝えしました。

運動をすると酸素をより多く体内に取り入れてしまうので、フリーラジカルが大量に生成されてしまうのではと思ってしまいますが、ご安心ください。

運動することで、抗酸化物質も作られるためフリーラジカルが生成されるよりも効能が大きいのです。

適度な運動で抗酸化物質の生成を促進して、健康的な体づくりをしていきましょう!

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